こんにちは。大阪市阿倍野区を拠点に、大阪府全域でハウスクリーニング・美装サービスを提供するシャルムサービスです。

9月下旬から10月にかけて、衣替えをされるご家庭が増えます。そのとき、クローゼットや押し入れの扉を開けたとたんに「カビ臭い」と感じたことはありませんか?

夏のあいだ、収納の中は閉め切られたままでした。大阪の夏は気温も湿度も高く、扉一枚で仕切られた収納内は空気が動かず湿気がこもり、カビが育つ下地ができます。

今回は、衣替え前に収納の湿気とカビを片付けておきたい理由と、ご家庭で安全にできるお手入れ、プロのクリーニングで改善する方法を解説します。

扉を開けて、収納の中をのぞいてみてください。中は暗いので、ライトで照らすと状態がよくわかります。カビ臭が強いときは、マスクを着けてから確認しましょう。

  • 扉を開けた瞬間、湿った土のようなにおいがする
  • しまっていた衣類に、白い点や黒い点が散っている
  • 押し入れの奥の板や、クローゼットの壁紙が黒ずんでいる
  • 衣装ケースの底や裏側に水滴の跡、床板に輪じみがある

ひとつでも当てはまるなら、衣替えで冬物を出す前に手を入れておきたい状態です。においは、目に見えるより前の段階から出ます。「見た目はきれいなのに臭う」ときこそ早めの確認をおすすめします。

カビは、20〜30度ほどの温度と、湿度がおよそ60%を超える環境、そして栄養がそろうと育ちます。ホコリ、繊維くず、皮脂や汗の成分はどれも栄養になります。夏を越えた収納は、この3つがそろいやすい場所です。

収納内でこの3つがそろってしまう背景には、次の4つがあります。

  1. 空気が動かない:扉や襖を閉めたままだと、湿気の逃げ場がありません。奥や隅ほど風が届きにくくなります
  2. 冷えた面に水滴がつく:冷房の効いた部屋に接する壁や、外気との温度差が大きい北側・外壁側の壁は、収納内の湿った空気が触れると水滴になり、壁面や床板を湿らせます(冬場はとくに起こりやすくなります)
  3. 詰め込みすぎ:ぎっしり入れると空気が通りません。壁にぴったり付けた衣装ケースの裏側は、とくに乾きにくい場所です
  4. 持ち込まれる水分:生乾きの洗濯物、汗を吸ったまましまった衣類、ぬれた靴や傘も、収納内の湿気を増やします

夏に増えたカビやダニのすみかは、収納の中だけではありません。布団や寝具の湿気対策は秋にくしゃみ・かゆみが増えるのはなぜ?夏のダニが残すハウスダスト対策|シャルムサービスをご覧ください。

押し入れの板とクローゼットの壁紙は性質が違う

押し入れの内部は、合板(ベニヤ板)がそのまま使われていることが多く、水分を吸い込みやすい素材です。表面のカビを拭き取っても、内部まで入り込んだ黒い色素は残ることがあります。

クローゼットの壁は、壁紙(クロス)の場合と木質ボードの場合があります。壁紙は水分に弱く、こすりすぎると表面のフィルムがめくれたり毛羽立ったりします。壁紙の黒ずみは、表面だけでなく裏側の糊や下地のボードまでカビが入り込んでいることがあります。その場合は表面を拭いても短期間で戻り、下地の処置や張り替えが必要になります。壁紙の素材ごとのお手入れは大阪市阿倍野区|壁紙(クロス)の手垢・ヤニを素材別に安全除去で詳しく解説しています。

すのこは「置けば安心」ではありません

床や壁との間にすのこを入れると、すき間を空気が通り、湿気がたまりにくくなります。ただし、上に荷物を隙間なく載せれば効果は薄れます。すのこ自体も木ですので、湿った状態が続けばカビが生えます。ときどき外して乾かしましょう。

除湿剤は置く高さで役割が変わります

床付近は温度が下がりやすく、湿度が高くなりがちです。そのため置き型の除湿剤は、床に近い低い位置が向いています。ハンガーパイプに吊るすタイプは、衣類のすき間にこもる湿気に働きます。どちらも水がたまれば吸湿力がなくなりますので、満水になる前に交換してください。

たまった液は塩化カルシウムなどが溶けたもので、こぼすと衣類にシミが残り、床材や金具を傷めます。満水のまま傾けて運ばないでください。シリカゲルタイプは天日に干して繰り返し使えるものもあります。

天袋と扉の裏は見落とされます

押し入れの上にある天袋は、めったに開けず、湿気とホコリがたまりがちです。扉や襖の裏側(収納の内側を向いている面)も、正面からは目に入らないため、点検から抜け落ちます。

進め方は「全部出す」→「ホコリを取る」→「カビを拭き取る」→「乾かしてから戻す」の順です。晴れて空気が乾いた日を選びましょう。雨の日に窓を開けて作業すると、かえって湿気を呼び込みます。

作業の前に、マスクと手袋、そして汚れてもよい服を用意してください。マスクは胞子を吸い込まないため、手袋と汚れてもよい服は、カビや薬剤が肌や衣類に付くのを防ぐためです。窓や部屋の扉を開けて風の通り道を作りましょう。

1. 中のものを全部出す

面倒でも、ここが要です。入れたままでは奥や隅に手が届きません。出したものは日陰の風通しのよい場所に広げ、衣装ケースは底と裏側を確認します。

2. まずホコリを取る(カビが見える場所は除く)

いきなり水拭きをすると、ホコリが湿って広がります。先にフロアワイパーや乾いた布でホコリを取りましょう。掃除機でカビを吸い取るのは避けてください。排気とともに胞子が室内へ広がるおそれがあります。

ただし、すでに黒い点が見えている場所は乾拭きすると胞子が舞い上がります。そこは乾拭きをせず、次の手順どおり消毒用エタノールを含ませた布で押さえ拭きしてください。

3. 表面のカビを拭き取る

軽いカビであれば、消毒用エタノールを布に含ませ、押さえるように拭き取ります。噴霧すると胞子が舞い上がるため、布に付けてから使うほうが安全です。

  • 火気は厳禁です:エタノールは引火します。コンロやタバコの火の近くで使わないでください
  • 必ず目立たない場所で試してください:塗装面、プラスチック、革製品、ニス塗りの木部は変色やべたつきが出ることがあります
  • こすりすぎない:壁紙や合板の表面を傷めると、かえって汚れを抱え込みます

なお、消毒用エタノールはカビを殺菌するもので、漂白剤ではありません。黒い色素そのものは残ります。黒ずみが消えなくても、除去としては効いています。

4. 完全に乾かしてから戻す

拭いたあとは、扉を開け放して半日を目安に乾かします。扇風機で風を送ると早く乾きます。手で触れて冷たさを感じるうちは、水分が残っている可能性があります。

5. 戻し方と、その後の習慣

  • 壁から数センチ離して置き、詰め込みは全体の八分目までにとどめます
  • 衣装ケースは壁や床にぴったり付けず、すのこや台で底を浮かせます
  • 週に一度は扉を開けて空気を入れ替えましょう。晴れた日の換気とあわせると手間が減ります
  • 雨が続いたあとは、除湿機やエアコンの除湿運転で部屋ごと湿気を下げましょう

収納をきれいにしても、しまう衣類が湿っていては元に戻ります。夏物をしまう前にご確認ください。

  • 汚れは落としてからしまう:一度でも袖を通したものは、取り扱い表示を確認したうえで洗うかクリーニングに出してからしまってください
  • 完全に乾いてからしまう:生乾きのまましまうと、閉じた空間で湿気がこもります。厚手のものは、乾いたと思っても芯が湿っていることがあります
  • クリーニングのビニールは外す:通気を妨げ、内側に湿気を閉じ込めます
  • 圧縮袋は乾いた衣類・布団に使う:湿ったまま圧縮すると、袋の中で湿気が抜けません

防虫剤と除湿剤は役割が違うため、併用してかまいません。ただし、種類の違う防虫剤を一緒に使うと、成分が溶け合って衣類にしみができることがあります。種類を変えるときは、前のものを取り除いてからにしてください。使用量や置き場所は、商品の表示に従いましょう。

塩素系漂白剤を収納の中で使わないでください。押し入れやクローゼットは狭く風が通りにくいため、成分が充満して体調を崩すおそれがあります。酸性タイプの洗剤と混ざると有毒なガスが発生します。壁紙や木部の変色、衣類への色抜けも招きます。

カビを削り取ろうとしないでください。紙やすりやヘラで壁や板を削ると、下地がむき出しになり、かえって水分を吸いやすくなります。

気分が悪くなったら中止してください。咳が出る、頭が痛くなるという場合は、無理をせず換気して休みましょう。

次のような状態は、ご自身での対応をおすすめしません。壁の広い範囲に点々とカビが出ている、壁の中や床下から湿ってくる、雨漏りや配管からの水漏れが疑われる、といった場合です。原因が建物側にあると、表面を掃除しても止まりません。管理会社や専門業者へご相談ください。

ご家庭でできるのは「表面のカビとホコリを取り、乾かす」ところまでです。それでも軽いカビ臭の多くは改善します。

一方で、素材の内部まで入り込んだカビは、表面を拭き取っただけでは取り切れず、しばらくすると再び現れます。プロのハウスクリーニングでは、押し入れの板・壁紙・床材といった素材を見極め、傷めない方法で除カビと洗浄を行います。

「毎年拭いているのに、また黒くなる」という場合は、方法が汚れに合っていないのかもしれません。強い薬剤で素材を傷める前に、一度ご相談ください。

Q. カビ臭いだけで、黒い点は見当たりません。掃除は必要ですか? 必要です。中のものを出して乾かし、拭き取っておくと広がりを抑えられます。

Q. 衣類に付いた白い点や黒い点は、洗えば落ちますか? 状態によります。表面に乗っているだけなら、屋外で払い落としてから洗える場合があります。繊維の奥まで入り込んだ黒い点は残ることが多く、クリーニング店にご相談ください。

Q. マンションですが、収納の壁だけが黒ずみます。なぜですか? 収納内の湿った空気が、それより冷えた壁面に触れて水滴になるためです。コンクリートの壁は外気の温度が伝わりやすく、温度差が生まれやすい傾向があります。壁から荷物を離して風を通すだけでも変わります。改善しない場合は、建物側の要因も考えられます。

  • 拭いても短期間でカビとにおいが戻ってくる
  • 収納の壁や床板に、消えないシミが広がっている
  • 天袋や高い場所のカビが気になるが、手が届かない
  • 衣替えのたびに衣類がカビ臭く、原因がわからない
  • 引っ越しや模様替えの前に、収納の中まで整えたい

収納の中は、扉を閉めてしまえば見えません。点検の習慣が、そのまま予防になります。

おすすめは、衣替えの年2回、中のものを全部出して風を通すことです。あわせて除湿剤の水位も確かめましょう。カビは、広がってからのほうが手間も費用もかかります。軽いうちに手を入れることが、いちばんの近道です。

シャルムサービスは大阪市阿倍野区を拠点に、ご家庭からオフィス・店舗まで対応してきました。

クローゼット・押し入れなど収納内部のカビ除去、壁紙(クロス)や床材の清掃に対応しています。あわせて、浴室のカビ取りを含むお風呂掃除、キッチン清掃などの水回り清掃、水垢汚れ・油汚れの除去、エアコンクリーニング、窓ガラス・サッシ・網戸の清掃、鏡面磨き、建物外まわりの高圧洗浄と美装まで承ります。

強みは次の3つです。

  • 大阪府全域対応:大阪市内はもちろん、府内全域へお伺いします
  • 専門的な対応:汚れの種類と素材を見極め、最適な方法をご提案します
  • 高い技術力:ご家庭で落とせない汚れも、プロの機材と経験で丁寧に仕上げます

衣替え前のクローゼット・押し入れのカビ対策、収納内部の除カビや壁紙・床材の清掃など、住まいのカビと汚れのお悩みは大阪市阿倍野区のハウスクリーニング専門店シャルムサービスへご相談ください。大阪府全域対応です。

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