こんにちは。大阪府大阪市阿倍野区を拠点に、大阪府全域でハウスクリーニング・美装サービスを提供しているシャルムサービスです。

「大掃除をしなきゃ。でも、どこから手をつければいいの?」。11月に入り年末が近づくと、そんなふうに悩み始める方が増えてきます。やることが多いと、つい目についた場所から始めてしまい、途中で息切れしたり、掃除した場所にホコリが落ちてやり直しになったりしがちです。

そこで大切なのが、大掃除を「優先順位」と「順番」に分けて考えることです。この記事では、一般のご家庭で取り入れやすい、場所ごとの優先順位と作業の順番を、汚れの種類別の考え方や、プロに任せる場所の判断基準とあわせて解説します。

なお、業者への依頼を考えている方の予約時期や段取りについては、『年末大掃除は11月予約が正解?プロに頼むなら早めがいい理由』で解説しています。本記事では、掃除そのものの「優先順位と順番」に絞ってお伝えします。

大掃除でありがちな失敗は、「優先順位」と「順番」をごちゃ混ぜにしてしまうことです。

  • 優先順位:時間も体力も限られるなかで、「どの場所を年内に必ず済ませるか」を決める基準です。汚れが固まって落ちにくくなる場所や、放置すると暮らしに影響が出やすい場所が上位に来ます
  • 順番:実際に作業するときの並べ方の基準です。汚れを広げず、掃除した場所を汚し直さないことが目的です

まず優先順位で「年内に必ずやる場所」を決め、次に順番で作業の並びを決めます。時間が足りなければ、優先度の低い場所から年明けに回します。この二段構えにすると、「どこから始めよう」と迷う時間がなくなります。

優先順位は、次の3つの視点で決めます。

  1. 時間が経つほど汚れが固まり、落とす手間が増える場所か
  2. 放置すると、においや設備の不調など、暮らしへの影響が出やすい場所か
  3. 来客や帰省、暖房を使い始める時期など、年内に済ませたい理由がある場所か

優先度が高い場所1:レンジフード・コンロまわり

キッチンの油汚れは、時間が経つにつれて酸化し、固く変質して落ちにくくなります。年末年始は調理の機会が増える時期でもあるため、最も優先度が高い場所です。

レンジフードの内部は、ご家庭で落とせる範囲に限りがあります。放置したときの影響やプロ清掃の目安は、『レンジフード(換気扇)の油汚れを放置するとどうなる?自分で落とす限界とプロ清掃の目安』をご覧ください。

優先度が高い場所2:浴室

浴室は湿気が多く、カビや水垢汚れがたまりやすい場所です。水垢汚れは、水道水に含まれるミネラル分が乾いて固まったもので、放置するほど落としにくくなります。カビも、根を張る前に対処するほうが手間がかかりません。

優先度が高い場所3:エアコン

暖房を使い始める前に確認しておきたい場所です。フィルターにホコリがたまっていたり、内部にカビが生えていたりすると、運転を始めたときににおいやホコリが広がるおそれがあります。フィルター掃除はご家庭でできますが、内部の汚れやにおいが気になる場合は、エアコンクリーニングも検討してください。

優先度が高い場所4:窓・サッシ・ベランダ

外側の掃除は、雨や風の強い日は避けましょう。日差しが強いと水分がすぐ乾いて拭きムラが残りやすいため、曇りの日などが向いています。天気に左右されるため、日程を先に押さえておくと安心です。

優先度が低めの場所:洗面所・トイレ・玄関・収納など

汚れが軽い洗面所やトイレ、玄関は、優先度の高い場所を終えたあと、余力で進めれば十分です。ドアノブやスイッチ、家具の天板、収納の中など、日ごろの拭き掃除で保てる場所は、年内に終わらなければ年明けに回しても構いません。

大掃除は、家じゅうを完璧にする行事ではなく、年を越す前に落としておきたい汚れに、優先度の高い順で取り組む作業です。

優先順位が決まったら、次は作業の順番です。

家全体の順番の目安

一般的なご家庭では、次の順番で進めると二度手間が少なくなります。2階建ての場合は、それぞれの段階の中で2階から1階へ進めます。間取りや汚れの状況によって前後しても構いません。

  1. 片付け・不用品の仕分け:物が出たままでは掃除が進まないため、最初に整理します。大型の不用品は、自治体の回収に予約が必要な場合もあるため、早めに確認しておくと安心です
  2. 高い所のホコリ落とし:照明器具、エアコンのフィルター、カーテンレール、換気口など、上から落ちてくるホコリを先に取ります
  3. キッチン:レンジフード、コンロまわり、シンクの順に進めます。油汚れは洗剤をなじませる時間が必要なため、早めに取りかかります
  4. 窓・サッシ・ベランダ:雨や風の強い日を避けます。サッシの砂ボコリを先に取ってから、ガラスを拭き上げます
  5. 浴室・洗面所・トイレ:水回りの中ではトイレを最後にし、トイレ用の雑巾やスポンジは、ほかの場所と使い回さないでください
  6. 居室の棚・家具・床:棚や家具のホコリを拭いてから、床を掃除機がけして拭き掃除をします。床は、ほかの作業で出たホコリをまとめて回収するため、後に回します
  7. 玄関:出入りのたびに砂ボコリが入るため、最後に掃除します

1つの部屋の中は「上から下、奥から手前」

どの場所にも共通する基本が、「上から下、奥から手前」です。ホコリや水滴は上から下に落ちるため、高い所を先に、床を後にすれば汚し直しを防げます。出入り口から遠い奥から手前に進めれば、掃除した場所を踏んで汚すこともありません。

同じ場所の掃除でも、汚れの種類によって効果的な落とし方は変わります。

まずは「乾いたホコリ」から取る

ホコリや髪の毛は、水や洗剤を使う前に、乾いた状態で取るのが鉄則です。先に濡らすと、ホコリが泥状に固まって広がってしまいます。掃除機やはたき、乾いた布で取り除いてから、水拭きや洗剤を使いましょう。

油汚れ・水垢汚れ・カビは、合う洗剤が違う

汚れには酸性のものとアルカリ性のものがあり、反対の性質の洗剤を選ぶと、中和されて落としやすくなります。

  • 油汚れ(コンロまわり・レンジフードなど):アルカリ性の洗剤が向いています
  • 水垢汚れ(浴室の鏡や蛇口まわりの白いウロコ状の汚れ):ミネラル分が固まったものなので、酸性の洗剤が向いています
  • カビ(浴室のゴムパッキンなど):カビ取り用の洗剤を、製品の表示にある使い方・使用上の注意に従って使います。カビ取り剤の多くは塩素系のため、水垢用の酸性洗剤と同じ日に続けて使わないでください

素材によっては、使えない洗剤があります。たとえば、天然石に酸性の洗剤を使うと傷むことがあり、アルミ製品にアルカリ性の洗剤を使うと変色することがあります。使う前に、洗剤の表示と設備の取扱説明書で確認してください。

大掃除は、1日で全部終わらせようとしないのが成功のコツです。疲れた状態で無理をすると、手順の抜けやけがにもつながります。

「まとまり」ごとに日を分ける

先ほどの順番を「①片付けと高い所のホコリ落とし、②キッチン、③窓・サッシ・ベランダ、④浴室・洗面所・トイレ、⑤居室と玄関」のようにまとまりで区切り、「1日に1〜2つ」など、ご家庭の予定に合わせて割り振ります。必要な日数は、住まいの広さや汚れの状況によって異なります。浴室で水垢用の酸性洗剤とカビ取り剤の両方を使う場合は、日を分けましょう。

1日の中の流れ

1つのまとまりの中では、次の流れが効率的です。

  1. 窓を開けて換気し、道具と洗剤を手の届く場所にそろえる
  2. 乾いたホコリを取ってから、汚れの重い場所に洗剤を塗り、製品の表示にある時間だけ置く(乾かしすぎないよう注意します)
  3. 洗剤が効くのを待つあいだに、別の場所のホコリ取りや片付けを進める
  4. 洗剤を洗い流し、乾いた布で水気を拭き取る
  5. ゴミをまとめ、使った雑巾やスポンジは、その日のうちに洗うか処分する

脚立を使う高い所の作業は、疲れがたまる終盤ではなく、体力のある早い時間帯に済ませましょう。

すべてを自分でやる必要はありません。次のいずれかに当てはまる場所は、無理をせず、プロに任せることを検討してください。

  • 分解しないと汚れに届かない場所:部品の破損や取り付けミス、故障のおそれがあります
  • 高所・足場の悪い場所:脚立からの転落など、事故の危険があります
  • 長年の汚れが固まり、家庭用の洗剤では歯が立たない場所:時間と労力をかけても、落としきれないことがあります

具体的には、レンジフードのファンや内部、エアコンの内部、長年積み重なった浴室の水垢汚れやゴムパッキンのカビ、2階以上の窓の外側や手の届かない高所の照明などが目安です。なお、素材の奥まで染み込んだ黒ずみは、プロの洗浄でも完全には除去できない場合があります。

作業を始める前に、次の安全面を確認しておきましょう。

  1. 洗剤は混ぜない・続けて使わない:塩素系と酸性の洗剤・製品を混ぜると、有毒ガスが発生して大変危険です(クエン酸やお酢も酸性です)。同じ場所で続けて使うことも避け、必ず換気をしながらゴム手袋を着用してください。上向きに吹きかけるときは、メガネなどで目も保護しましょう
  2. 脚立は安定した場所で、天板には乗らない:平らな場所に置き、開き止めを確実にかけて使いましょう。不安がある場合は作業を見送ってください
  3. 窓の外側・ベランダでは身を乗り出さない:2階以上の窓やベランダは、転落の危険があります。外側は手の届く範囲にとどめ、手すり付近では脚立や踏み台に乗らないでください。集合住宅では、水を流す際に階下や隣戸へかからないよう配慮も必要です
  4. 電気機器は電源を切り、水をかけない:照明器具は消灯して熱が冷めてから、エアコンやレンジフードは運転を止め、電源プラグを抜いてから作業します(プラグに手が届かない場合は、ブレーカーを切ります)。分解は行わず、フィルターと外側の拭き掃除にとどめましょう
  • 優先順位をつけても、時間が足りず年内に終わりそうにない
  • レンジフードやエアコンの内部など、分解しないと届かない汚れが気になる
  • 浴室のカビや水垢汚れが、自分で掃除しても落ちない
  • 脚立が必要な高い所や、窓の外側の掃除に不安がある
  • 汚れや素材に合う洗剤がわからず、手を出せずにいる場所がある

ひとつでも当てはまれば、プロの力を借りるタイミングです。

シャルムサービスは、大阪府大阪市阿倍野区を拠点に、大阪府全域で以下のサービスを提供しています。

  • ハウスクリーニング(キッチン清掃・レンジフード・お風呂掃除・水回り全般)
  • エアコンクリーニング
  • 鏡面磨き・美装サービス
  • リフォーム・原状回復工事
  • 不用品回収

私たちの強みは、①大阪府全域に対応するフットワーク、②汚れと素材を見極める専門的な対応、③細部まで妥協しない高い技術力です。

大掃除の優先順位に迷う方や、プロに任せたい場所がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。レンジフードやエアコン、浴室などの水回りまで、幅広く承ります。対応日程や空き状況は、お電話またはウェブサイトからお問い合わせください。

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